マイユ豆知識 コルニッションとは

コルニッション(小きゅうり)はインドが原産で、きゅうりやメロン、ズッキーニなどと同じウリ科の植物です。どんな土地でも栽培できますが、みずみずしい実を収穫するためには、十分な水分補給が出来る土地でないといけません。エジプトでは3千年以上前から栽培され、フランスでは中世の頃に知られるようになりました。

酢漬けのコルニッションは、ビネガーをベースにハーブや香辛料を加えた調味液に漬け込み作られます。マイユでは創業時から作られ続けている商品で、新鮮なうちにビネガー液に漬け込んでいるので、みずみずしく歯ごたえがコリっとしているのが特徴です。


「極小コルニッション」

実の成長は早い上、最初の果実の成長が他の果実の成長を防ぎ、始めに結実したものが摘まれないと、次に成長する果実に影響がおよび大部分の花は実をつけることが出来ません。そのため、コルニッションの収穫は機械化できず、手作業による地道な収穫作業が必要になります。葉や茎が成熟し、花が咲くと、まもなくコルニッションが誕生します。夕方花がしおれると、もう翌朝には小さなコルニッションが生まれます。

コルニッションはそのサイズによってランク分けされておりますが、マイユが使用しているクラスはExtra fins(極小)と呼ばれる最上級のもので、成長の早い実を小さなうちに収穫をしなくてはならないので、収穫には大変な作業とスピードが必要になります。